壱穂゜誕生秘話
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現在では壱穂゜の銘柄で米焼酎だけでなく新里地区でとれた山ぶどうを使ったワイン、焼酎同様に宮古産の米と米麹で造った純米酒も販売しており、売り上げの一部を酒蔵や漁協、三陸鉄道に寄付しており、宮古の素材を生かした商品を通じ復興の一助になればと考えています。
販売は当店以外に浄土ヶ浜などで取り扱いされ、宮古の居酒屋で飲む事ができるほか、ふるさと納税の返戻品としても活用されています。宮古にお立ちよりの際はぜひお求めください。
霧氷酒造様からの「酒造りで恩返し」
霧氷酒造様とは、1991年の雲仙普賢岳の噴火で工場、社屋とも被災され長崎で再建を図る際にわずかながらご協力させていただいたことがあり、2011年の東日本大震災で当店が被災した際に霧氷酒造の浦川社長から「酒造りで何か支援できないか」と電話をいただいたことが、「壱穂゜」商品化のきっかけでした。
震災では宮古市の酒造会社も被災しており、地域の方々の支えもあり店の営業は再開していましたが、地元の酒を扱いたかったという思いが強くなっていたタイミングでいただいた申し出でした。
第一弾の米焼酎は、宮古市内でとれた「どんぴしゃり」840キロを農協から直送で、また宮古の水600リットルをポリタンク30個に詰めて郵送にて霧氷酒造様にお届けし製造されました。
こうして生まれたのが「壱穂゜」であり、銘柄には一歩踏み出すことやいっぱい実がつくようにという願いを込めました。
「壱穂゜」は売上の一部を復興支援に寄付しています
「壱穂゜」は、酒類ごとに売り上げの一部を震災復興に取り組む企業・団体に寄付しています。
これまでの寄付内容
- 「米焼酎 減圧蒸留酒」の売上から1本あたり50円を寄付金に充て、菱屋酒造店に2度に分け計17万4000円を寄付しました。
- 「米焼酎 常圧蒸留酒」の売上から1本あたり50円を寄付金に充て、漁業者への支援として重茂漁業協同組合に1,572本分7万8,600円を寄贈しました
- 「みやこ山ぶどうワイン」の売上から1本あたり50円を寄付金に充て、三陸鉄道の復興支援として670本分3万3,500円を寄付しました